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体験会では実年齢に合わせた年少冬講座(※1)を体験させて頂いたのですが、長女にとっては全体的に難易度が少し簡単すぎる印象を受けました。
※1 2018年に開講されていた年少冬講座は2019年4月から年中になる子供を対象とした期間限定講座です(2018年12月~2019年3月まで)。2019年度の開講は現時点では未定。
我が家は自己流のゆるゆる教育ではあるものの、2歳を過ぎたころから家庭学習を続けてきたので、年少冬の時点での娘の学力は、同年代の平均と比べると少し進んでいたようです。
そこで、『1学年上のコースを先取り受講するのはどうだろうか?』と思いつき、問い合わせてみることに。
問い合わせた結果、結論から言うとスマイルゼミでの先取り学習は可能でしたが、先取りした場合の注意点を考慮した結果、我が家では先取り受講はせず、実際の年齢に合ったコースからスタートすることに決めました。
今回は、我が家のようにスマイルゼミでの先取り学習をお考えの方に参考になるように、スマイルゼミ幼児コースでの先取り学習における注意点をお伝えします。
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先取り学習は可能
先程既にお伝えしたとおり、スマイルゼミのシステム上、先取り学習をすることは可能です。
我が家の場合、2018年12月からのスタートを希望していましたので、実年齢に合わせたコースだと年少冬講座の12月分からスタート。
先取り学習で1学年上のコースを受講するなら、年中コースの12月分からスタートも可能とのことでした。
先取り学習には注意点がある
一見、先取り学習をしても問題がなさそうに見えたスマイルゼミ。
しかし、先取り学習した場合に何かデメリットはないのか、体験会のスタッフさんによくよく確認してみると、スマイルゼミでの先取り学習にはいくつか重要な注意点がありました。
空白の期間ができてしまう
当たり前のことかもしれませんが、もし先取り学習で1学年上のコースを受講してみたものの、途中で実年齢と一致したコースに変更したくなった場合、その時点で既に実年齢に合ったコースは受講済みのため、受講できるコースがないという空白の期間ができてしまいます。
タブレットの再購入が必要
現時点では、スマイルゼミには休会制度というものがありません。
そのため、もし先取り学習を辞めて、本来の年齢と一致したコースに戻したいとなった場合は、一度スマイルゼミを退会して再入会する必要があります。
一度退会してしまうと、専用タブレットは使用できなくなってしまうので、再入会する場合は再度専用タブレットの購入が必要になります。
スマイルゼミ専用タブレットの本体価格は約4万円(12ヵ月以上継続受講する場合は9,980円で購入可能。購入後12か月以内で解約した場合は追加料金の支払いが必要。)と決して安い金額ではないので、再入会には注意が必要です。
分野ごとのレベル設定はできない
これはスマイルゼミだけではなく、どの通信教育でもほぼ同様だと思われますが、先取り学習で1学年上のコースを受講する場合、教科ごとに選択出来るわけではなく、全ての講座を1学年上のコース内容で受講することになります。
全ての教科において学習レベルが進んでいるようなら問題ないかもしれませんが、特定の科目のみが1学年上のレベルで、その他の科目は実年齢レベルというお子さんの場合、途中で挫折してしまう可能性も。
以上の点から総合的に考えて、我が家はスマイルゼミでの先取り学習はせず、実年齢と一致したコースから始めることに決めました。
オプション講座「英語プレミアム」を活用しよう
先ほど、「スマイルゼミでの先取り学習では分野ごとのレベル設定はできない」とお伝えしたところですが、英語に限ってはオプション講座の「英語プレミアム」を追加することで先取り学習が出来ます!
英語プレミアムとは
基本のコースに月額680円(税抜)〜で追加できるオプション講座。
「HOP」(小学校低学年相当)と「STEP」(小学校中学年以上相当)の2コースが用意されており、いずれも2年課程となっています。
コース名 | 対象年齢 | |
HOP | 小学校低学年相当 | 英語で聞く体験型の絵本や歌など、こども自らが何度も繰り返したくなるような内容を多く配信。ネイティブの英語に触れる機会を増やし、まずは英語力の基礎となる「聞く」力を養い、「読む」「話す」力を段階的に身に着けます。 |
STEP | 小学校中学年以上相当 | 「聞く」ワークに加え、より丁寧な発音練習や、読み書きの力をつける講座内容で「聞く」「話す」「読む」「書く」の4つの能力をバランスよく強化。フォニックス学習も行います。 |
お手頃価格で追加できるので、もっと英語に触れさせたいと考えているご家庭にはとってもオススメ。
おわりに
上記でご説明したとおり、スマイルゼミでの先取り学習は、システム上は可能ではあるものの、途中で実年齢に合ったコースに戻したくなった場合、タブレットの再購入が必要になるなど注意が必要です。
先取り学習そのものにも賛否両論がありますが、個人的には子供に無理のない範囲でなら「先取り学習はアリ」だと考えています。
我が家の場合、長女のこれからの家庭学習の方針としては、
メイン教材であるスマイルゼミは実年齢に合ったコースを受講し、娘の様子を見て物足りなさそうな分野に関しては、私がその都度市販のドリル教材などをプラスして進めていこうと思っています。